海外の供養業界に対する取り組み

皆様、こんにちは。
鎌倉新書広報部の大村です。

現在、あらゆる企業がグローバルな視点を持たないと生き残れないといわれています。
供養業界は、一見ドメスティックなイメージがありますが
鎌倉新書は海外にも目を向け、積極的に交流活動を行い、海外の方々や供養関連法人様とも意見交換をしております。
今回は、弊社の日本と海外を結ぶ活動の一部をご紹介いたします。



弊社では、代表取締役や社員が講師として招かれ、韓国へ何度か訪れています。


韓国大田保健大学の特別講義。日本の供養業界とその市場について韓国の学生に講演。


韓国の供養関連法人様に講演。



また、訪日した韓国の供養関連に従事する方に対して日本の葬祭ホールなどの供養関連施設をご案内しています。


韓国のみならず中国とも積極的に交流を行っております。
日本の供養関連業者も海外の供養事情について知っておかなければならないという趣旨で
昨年の11月に『中国供養ビジネス視察&交流ツアー』を主催し北京や上海を訪れました。
(『中国供養ビジネス視察&交流ツアー』の様子は、かましんブログで紹介しています。)


先月は、上海で大規模霊園を経営する上海福寿園の方々が日本を訪れました。
目的は日本の霊園やお寺を視察し、日本の伝統的な供養のスタイルについて情報収集することです。
また、この訪日を通して日本の供養業界と情報・意見交換をすることも狙いです。
4/16〜4/21の約一週間、弊社お墓マーケティング事業部の呉(ウー)が上海福寿園の方々に日本の寺院・霊園をはじめ各地の案内ならびに通訳を担当いたしました。


今回日本にいらっしゃった上海福寿園
昨年の11月に弊社が主催した『中国供養業界視察&交流ツアー』で訪れた大規模霊園を経営している会社です。

中国の霊園のタイプはとても多様で、西洋式のものもあれば、中国の伝統的な形式のものもあります。
また、故人を象徴する彫刻や石碑、好きな花や樹木のもとで眠るといったような個性的なスタイルのお墓も多くあるようです。
今回の視察は、さまざまな形式の霊園をもつ上海福寿園の方々が、
「日本の伝統的なお墓のスタイルはどのようなものか知りたい!」ということで決行されました。



日本の伝統的で有名なお寺やお墓といえば、やはり京都奈良を中心とした関西に集中しています。
上海福寿園の方々も関西の施設をまわりたいということだったので、今回のツアーは関西で行われました。
和歌山県にある高野山からスタートして、京都、奈良、大阪の順に一週間ほどかけて関西の寺院や霊園をまわっていきました。


まずは高野山などで日本の伝統的な寺院と、寺院に併設されている墓地を見学しました。
この日はあいにくの雨でしたが、傘をさしながら
福寿園の方々が熱心に細かいデザインをカメラに収めたり、メモをとったりする様子が散見されました。


日本でも有数の観光地である数々の寺院を、福寿園の方々も楽しんでいただけたようです。



また、日本の霊園では、日本の伝統的な墓石や墓地・霊園のデザインを見学しました。


弊社の呉(ウー)が福寿園の方々からの質問に答えたり、日本の霊園について説明したりしました。


福寿園の方々は霊園見学も満足いただけたご様子です。


上海福寿園の方々は既に何度か日本へ足を運んでいただいています。
その都度、われわれと交流を図り、互いの国の供養事情を勉強したり、情報交換をしたりしています。
われわれ日本の供養業界も、どんどん新たな取り組みを進めようとする中国の供養業界から目が離せません!

供養業界は寺院や霊園から、一見ドメスティックなイメージの強い業界ですが
弊社は海外に対しても積極的にアプローチし、門戸を開いています。
鎌倉新書では日本の企業に対してのみならず、今後も世界に目を向けた活動や交流など積極的な取り組みを行っていきたいと考えています。