『明日のお寺を考える会』

皆さま、こんにちは。
鎌倉新書広報部の大村です。

さて、本日は、鎌倉新書で新たに結成された『明日のお寺を考える会』をご紹介したいと思います。

みなさまもご存じのとおり、檀家離れ、宗教離れなど、現在の寺院を取り巻く環境は大きく変わってきています。
そしてこの環境や社会構造の変化により檀家制度を軸とした寺院運営は、困難になっています。
数多くの寺院住職の方々と触れ合う中で、社会的背景の変化も含め彼らが運営について問題を抱え真剣に悩んでいる、ということを肌で感じてきた鎌倉新書の社員たち。
そこで、“変革を受け入れ、様々な取り組みを行おうとしている住職の方々に寄り添いたい”と、鎌倉新書の有志で立ち上げたのがこの『明日のお寺を考える会』です。

弊社では、ビジネスの視点から寺院運営や営業についてのノウハウを提供することはできますが、教学についての詳しい知識や現場の生の情報は持っていません。そのような知識を基に実際に寺院を運営しているのは住職、副住職の方々です。
住職や副住職の方々がそれぞれの取り組みや運営について語り合える場を設けることが必要なのではと思い、この会を開催することにしました。
そのため、この会は、運営に関する一方的な講演を行うセミナー形式ではなく、宗派の垣根を越えてさまざまな年代の住職の方々が集まり、それぞれが力を入れている取り組みや、抱えている課題などを語り合っていただく形で進めることにしました。



第1回の『明日のお寺を考える会』は4月25日に弊社で開催されました。
寺院運営についての勉強会なので、どの宗派も直面している問題は同じです。この会では宗派を超えて7人の住職、副住職の方々が参加してくださり、それぞれの寺院のビジョンや運営について、本音トークで語り合いました。

そして、参加者の方々から「より深く話し合いたい」という声が上がり、第2回『明日のお寺を考える会』を開催することとなりました。
第2回『明日のお寺を考える会』は6月6日に行われます。
次回はテーマをお墓に絞ります。テーマを限定することでより深い話が出来ればと思っております。


私たちは寺院運営に、自由に語り合う場が必要だと考えています。
それぞれの寺院が檀家離れ、宗教離れなどの現状に対してどんな取り組みを行い、どんな結果を残しているのかを互いに紹介しあい、情報・意見交換をすることで、寺院がより発展していければと思っています。
そして、それぞれの寺院の発展を少しでもお手伝いできればとても嬉しいです。


『明日のお寺を考える会』は、まだ発足したばかり。
これから住職、副住職の方々と一緒に活動し、この会がどう発展していくのかとても楽しみです!

この会の様子は、寺院運営.comのメルマガでご報告しています。
ご興味がおありの方は、ぜひ登録なさってください。


また、参加希望の方も大歓迎です。
お気軽にお問合せ下さいませ。
担当:鎌倉新書 小林 
TEL:03-5643-5951