30期スタートに伴い、組織の再編を行いました。

こんにちは。
鎌倉新書広報部の大村です。


弊社では、年度を2月から1月としており、今月1日が新しい年度のスタートでした。
2月1日より、鎌倉新書30期がスタートします。
30期スタートに伴い、組織の再編を行いました。

新しい組織はこのようになります。


私たちは情報加工会社として、めまぐるしく変化する社会の環境やニーズに対応するため、変化し続ける勇気を持たなければならないと常に考えています。
そのため、事業内容や組織について、何度か転換期を迎えてきました。
これまで鎌倉新書は大きな転換期を3つ経験しています。

1つ目は、業界誌依存からの脱却です。
元々、鎌倉新書は供養の業界誌出版のみを行う会社でしたが、業界誌のみならず他のツールでも情報提供ができるのではないかと考え直し、他の書籍や小冊子の作成も行うようになりました。書籍や小冊子の作成を行うことによって、法人様のみならず一般消費者様に対しても情報提供ができるようになりました。

2つ目は、対象となる事業領域を広げたことです。
当初、私たちは「仏壇仏具の業界」を主軸に仕事をしてきました。業界側から見れば葬儀、仏壇、お墓はそれぞれ別のもの、という印象を受けがちです。しかし、一般消費者様の目線から見ればこれらは「人の死」を契機に発生する一連のものです。
お客様にとって、葬儀、仏壇、お墓の情報が同じように収集できたら便利なのではないか…そんなことを考えて、私たちは仏壇仏具のみならず、葬儀やお墓、寺院など供養全体の情報を扱うようになりました。

3つ目は、情報伝達手段の捉え直しです。
お客様が欲しいのは「出版物(紙)」ではなく、そこに書いてある「情報」です。情報を伝達する手段は、印刷物である必要はないのです。場合によっては紙よりもセミナーやコンサルティングの方が収集しやすい情報もあるし、パソコンやスマートフォンなど、インターネットの方が便利なこともある。そこで私たちは会社を「出版社」ではなく「情報加工会社」と定義づけ、印刷物に限らず様々なツールで情報提供を行うこととしました。




このように、私たちはお客様の求めているものに敏感になり、常に変化し続けなければならないという意識を持ち行動してきました。
そして、私たちは第4の転換期を迎えようとしています。視点を「供養業界」という狭義の領域から「人と人とのつながりの場」というところにフォーカスし、コンセプトの根幹としたのです。
私たちは供養を「人と人とのつながりの場」と捉えています。そして、私たちが目指すことは供養のサポートではなく「つながりのサポート」であると考えています。

スタッフの数も、つい数年前の2倍以上となり、事業領域も着実に拡大しています。
組織として私たちがまとまり、スタッフひとりひとりがそれぞれの役割の中で強みを発揮してもらうため、今回、また新たに組織再編を行った次第です。
この組織再編によって今まで有志で活動してきた寺院チームが事業部になりました。
また、葬祭・お墓・仏壇・新規の各事業部がそれぞれで動いていたものを、事業を統括する部を持たせることで、お客様のサービスやクオリティにおいても統一感を持たせることにしました。

2月の組織再編によって、私たちは新たな気持ちで仕事に臨んでいきます。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。