第5回 今は亡きあの人へ伝えたい言葉」の最終選考会が行われました

2014年3月1日から6月30日までの4か月間募集していた「今は亡きあの人に伝えたい言葉」の選考会が、7月29日に鎌倉新書のオフィスで行われました。

「今は亡きあの人へ伝えたい言葉」プロジェクトは、亡くなられた大切な人に対する思いを手紙という形で公募し、人と人とのつながりや温かな心を世間に伝えていこうという取り組みです。

大切な人や近しい人の死の知らせは、多くの場合、突然もたらせられます。
そのために顔を見て言えなかったことを、「あの人が生きていた間に伝えておけば良かった」と思う経験をされている方々が少なくありません。
また、その人が生きている間には気がつかなかったけれども、亡くなった後に、その人に対する思いを新たにしたり、再確認するといったこともよくあることだと思います。

無縁社会と呼ばれる時代だからこそ、温かな絆や縁が今も息づいていること、大切にされていることを伝えたい“という趣旨のもと、多くの葬儀社と協力してプロジェクトを推進してきました。


第5回である今年は、1,928通もの手紙が届きました。
お手紙は一通一通すべて選考委員会で事前に読ませて頂き、一次選考をさせていただきました。

最終選考会では3人の選考委員(詳しいプロフィールはこちらをご覧ください)が、手紙に込められた想いやエピソード、表現などを基準として厳選に選考させていただきました。

下は10代、上は70代までの幅広い年代と、さまざまな立場からの「今は亡きあの人へ伝えたい言葉」が送られてきています。
どの手紙も故人への想いが詰まっており、順位を付けるのがとても難しく感じられました。

選考結果は8月中旬に鎌倉新書コーポレートサイトにて発表いたします。