「自分らしさと家族の幸せのための『終活』最新事情」と題し、2017年1月11日二子玉川にある野村証券玉川支店にて、弊社代表取締役社長 清水祐孝によるセミナーが開催されました。
透き通るような青空のもと、平日のお昼にもかかわらず多くの方が参加され、熱心に聞き入っておられました。
はじめに、従来の「終活」の定義「人生の終末を迎えるにあたり、延命治療や介護、葬儀、相続などについての希望をまとめ、準備を整えること」について定義される内容の範囲が狭く、ワクワクしないと指摘しました。
本来の「終活」はもっとポジティブで後半の人生の自己実現を目指すものでなくてはいけないと言及しました。
有形の資産だけではなく個々人がもたれている無形の財産を、家族や親族、友人たちに、どう遺していくか考えるべきと訴えました。
次に最近の葬儀やお墓の事情を説明し、特に葬儀については、形式だけが残っている側面もあると述べました。
儀式よりも結婚式の披露宴のように親族や友人たちが亡くなった方をもっと偲べる場にすべきと提案した。とくに有名人などが行っている「お別れ会」の重要性を語りました。
最後に「終活」には締め切りがないため、1日伸ばしにしてしまうことが多いので、
「今日から、今から、できることから始めましょう」と締めくくりました。