フューネラルビジネスフェア2012が開催されました。

皆さま、こんにちは。
鎌倉新書広報部の大村です。

さて、先日6/28(木),29(金)に、葬儀業界最大のイベント、フューネラルビジネスフェア2012が、みなとみらいのパシフィコ横浜にて開催されました。
鎌倉新書に学生インターンとして入社し、葬儀業界に関わってからもうすぐ3か月が経過する私ですが、まだまだ分からないこと、知りたいことだらけ……。
フューネラルビジネスフェアは全国の葬儀関連企業と葬祭業従事者が集まるので、葬儀について学ぶにはもってこい!
と、いうわけでレポーターも兼ねて、葬儀の勉強に行って参りました。


日本最大の葬祭業イベントということもあり、初日の朝から大勢の人で賑わっていました。

会場には多くの葬儀関連企業のブースが並びます。
企業ブースには葬祭場だけでなく様々な関連企業が出展していました。
葬儀に関わる企業は私が思っていたよりもずっと多様で、それぞれの企業の取り組みは斬新で驚くものばかりでした。
その一部を、少しご紹介いたします。


この黒くて格好良い車…




なんと霊柩車でした!
この商品は、「かけがえのない人を極上の霊柩車で」という想いのもと作成されたものだそうです。
葬儀の形式が多様化する中、こちらは車好きにぴったりの葬儀ができる霊柩車ですね。


こちらのかわいいボールの置物は、なんと骨壺です!
こちらのブースでは、色とりどりの可愛らしい骨壺が並びます。
故人の生前の様子をイメージしながら選ぶことができますね。
また、生前に自分の入りたい骨壺を選ぶ……なんてことも楽しくできそうです。


こちらはミニ骨壺や手元供養のアクセサリーの企業ブース。
墓離れなどが嘆かれる昨今ですが、これなら故人を身近に感じることが出来そうです。


実際に手に取らせていただいたり、詳しく解説してくださったり、どのブースも大変勉強になりました。



また、同じ日に横浜の別会場でリフィンメッセという葬祭業向けイベントが開催されていたので、こちらにも参加してきました。
こちらは、葬儀業界の制服ブランドであるリフィンが主催するイベントです。


モデルの久保京子さんをお招きし、女性の制服の着こなし方や立ち振る舞い方などを学びます。


斎場のお仕事は常に見られているもの。身に着けるものや姿勢など、一見小さなものがイメージアップに繋がります。
制服ブランドやモデルならではの視点で、斎場で働くことについて、トークショーが行われました。


葬儀に関わるお仕事は、斎場だけではありません。
こちらは散骨を行っている企業の制服です。お仕事は船上なので動きやすく、かつ爽やかなイメージが求められます。
ここでは制服の色によって変わるイメージや、立ち振る舞い方についてのレクチャーがありました。

ここでも葬祭関連業の多様さに驚きました。そして、制服や色が働く人のイメージを大きく左右することが分かりました。


普通に大学生をしていると、葬儀関連企業の取り組みを知ることはまずないので、今回のフェアでの展示はどれも大変勉強になりました。
斎場だけでなく、多くの企業がそれぞれの視点で葬儀に関わることで、より多様なニーズに合った葬儀が実現できることを学びました。他の葬祭業従事者の皆さまも、今回のフェアでより多様な視野を手に入れることが出来たのではないでしょうか。
今年のフューネラルビジネスフェアのテーマは「パラダイムシフト(大変革)〜新しい〔葬送文化〕と〔葬祭ビジネスモデル〕の創造〜」でした。まさに葬祭業の大変革を感じられる展示ばかりで、今後の葬祭業の発展が楽しみになるフェアだったと思います。
来年は、どんなテーマでの開催になるのでしょうか。来年の開催も楽しみです!