『檀家離れ時代に生きるお寺のための勉強会』を開催いたしました。

みなさま、こんにちは。
鎌倉新書広報課の大村です。

核家族化、単身化する時代の中で注目されている永代供養墓。
テレビや雑誌などで特集されることも多く、建立したお寺や、建立を検討しているお寺が増えています。
しかし、その販売や運営は決して簡単なものではありません。これまでのお墓との違いに悩みを抱えているお寺も多いのではないでしょうか。
そこで鎌倉新書では、販売開始から約半年で完売目前という東京都港区の道往寺「高輪庭苑」を会場に、10月28日に、住職・副住職を対象とした永代供養墓の勉強会を開催いたしました。

道往寺「高輪庭苑」は、「都心の樹木葬」をコンセプトに、墓石ではなく菩提樹やバラなど草木を中心とした永代供養墓です。販売開始から約7ヶ月で8~9割が売れたという実績から、メディア等でも注目を集めています。

販売企画に鎌倉新書が携わったこともあり、今回、道往寺様にも勉強会にご協力いただくことができました。


今回の勉強会の大きな特徴は2つあります。

◆現場を直接見て学ぶ


今回の会場はセミナールームだけではありません。実際に売った永代供養墓の前で、どのように販売したのかをお話する形式をとりました。


また、参加された方を本堂にもご案内。実際にお墓を販売するときも、こうして本堂にご案内してお寺のことをお話するのだそうです。
「お墓だけでなく、どんなお寺で眠ることになるのかご理解していただくために本堂にご案内しております。自分の死後の世話をしてくれるお寺や、ご住職の想いを知ることで、お客様は安心して契約してくださいます。」と高輪庭苑のスタッフ。
「石を売る」というより「安心できる場をご提供する」という意識が大切だというお話に、多くの参加者様が頷いておられました。


◆売り方やコンセプトのつくり方までご紹介
現場を見て、お客様との対話や販売について意見交換したあとは、高輪庭苑の売り方やコンセプトが生まれた過程についてのお話です。
ここでは、販売企画に携わった弊社寺院事業部の小林がご説明いたしました。


「まずはお墓やお寺に関するデータを見て、この場所でどんなお墓が求められているのか仮説をたてる。
たてた仮説を基にコンセプトや売り方を決定。実践し、反省して改善を繰り返す。
このようなPDCAサイクルを何度もまわすことの大切さを企画に携わって再認識しました」
(寺院事業部 小林)

「高輪庭苑」の事例から、データを基にどんなお墓が求められているか仮説をたて、仮説をもとにコンセプトを決めていくことの大切さを感じていただけたのではないでしょうか。
今回の勉強会が、少しでも皆様の参考になれば幸いです。


今回と同じ内容の勉強会が11月19日(火・友引)にも開催されます。
興味のある方は是非お早めの申し込みをお願いいたします!
※申し込みはこちら→https://www.kamakura-secure.com/teraben/#annai