こんにちは。鎌倉新書、広報の榎本です。
2015年7月30日、第6回「今は亡きあの人へ伝えたい言葉」の最終選考会がありました。
こちらの最終選考会の様子を撮影してきました。
「今は亡きあの人へ伝えたい言葉」プロジェクトとは、亡くなった人に伝えたい思いや感謝の気持ちを綴ったお手紙を公募するものです。全国から寄せられた沢山のお手紙の中から、選考委員により16名の入賞作品(金賞1名・銀賞5名・銅賞10名・佳作100名)が選ばれました。
本日の最終選考会では、3名の選考委員(詳しいプロフィールはこちら)が、お手紙に込められた思いやエピソード、表現などを基準として慎重かつ厳正に選考させて頂きました。
今回は、ご両親からご自身、ご自身からお子様へと受け継がれる家族の温かさをお手紙にした作品や、定時制高校時代の厳しい恩師への感謝の気持ちをお手紙にした作品などがありました。
どのお手紙も家族の絆や故人への感謝の気持ちがたくさん詰まっており、選考は難航いたしました。
私は初めて選考会を撮影させていただきましたが、委員は事前に二次選考通過したお手紙を一通一通読ませていただき、感想や意見をびっしりとメモしたものやご自身で作成したノートを持参されていました。そのような姿から、お手紙と真剣な姿勢で向き合って本日の最終選考会に臨んでいることが撮影をしてる私にも、ひしひしと伝わってきました。また、お手紙に対してご自身がどこに共感し感動したのかということを、長時間の選考にもかかわらず真摯かつ熱心に議論されている姿が非常に印象的でした。
温かい思いを込めたたくさんのお手紙をご応募頂きまして、誠にありがとうございました。
選考結果は、8月末に本プロジェクト専用サイトにて発表させていただきます。
選ばれたお手紙は今秋、書籍としてまとめられる予定です。
書籍を刊行いたしましたら、またこちらのブログでご報告させていただきます。