こんにちは。鎌倉新書、広報の榎本です。
2015年8月3日から8月21日まで、早稲田大学公認プログラムWINを通じて、大学1年生の2名がインターンシップとして、鎌倉新書で職場研修を行いました。
受入部署は、社長室でした。
お2人は、社長室が6月にオープンしたセラヴィの記事コンテンツの推敲、アップロードを行い、その一連の作業をマニュアル化を行いました。
この業務を通じて「仕事をするとミスが出来ない。確認作業が大切」ということを学んだ、とのことです。
研修期間中、所属部署の社長室のメンバーや、新卒や2年目社員の若手女子たちとランチに行き、鎌倉新書のスタッフたちと交流を深める場面もありました。
ついこの間まで大学生だった新卒の社員たちが仕事の話をしている姿を見て、
学生と社会人の違いを肌で感じた、とのことです。
インターン前半に、社長室の西本暢さんによるワークショップがありました。
導入は、「『口・一・一』を組み合わせて、漢字一文字をできるだけ多く作ってください」という、頭の体操から始まりました。
実は、40字程の漢字が作れるそうです(驚)
さて、突然ですが「フェラーリの競合はどこでしょうか?」
「ポルシェやベンツ、ランボルギーニではないんです。
競合は、同業他社ではなく、別荘やヘリコプターになります。
顧客の関心をどこと奪いあっているのかを、常に考える必要があります」
また、「日本で2番目に高い山を知ってますか?」
「山梨県の北岳で、3192mです。富士山は、日本で全員知っているのに、2番目になると知名度がさがりますよね。
企業も同様で、1位と2位の知名度の差はこんなにも違ってきます。
だから、1位じゃないとダメなんです」
ビジネスを考えるワークショップでした。
ワークショップを終えて、インターン生のお2人と西本さんに感想を聞きました。
H江さん:今までは、安定第一と思っていましたが、「新規事業を立ち上げるには、自分を信じる力、突破する力が必要。奥手では、誰もついてこない」という西本さんの言葉が印象的でした。
H野さん:「リスクを冒しても1番にならないと意味がない」という言葉が心に残りました。生易しいことは言っていられないんだな、と感じました。
西本さん:インターン生と接したことで、とても新鮮で襟を正す思いがしました。
ワークショップの意図は、会社のことをもっと知ってもらうことです。
『WHY』を知らないと、理念やビジネスを理解することが出来ません。
誰でも、極端に言うと子供でも理解が出来るような易しい言葉で
説明することを心掛けています。
翌日は、西本さんがワークショップとは別に新規事業のプレゼンをしてくれました。
2人とも、メモをとりながら真剣に聞いています。
プレゼンを聞いて「様々なデータが盛り込まれていて、
いろいろな角度からこの事業の将来性や収益性がわかるプレゼン資料でした。
一つのことに対して、こんなに多くの資料を準備しているなんてすごい」
と感想を語ってくれました。
インターン生を受け入れました<後編>に続きます。