こんにちは。鎌倉新書、お墓事業部の榎本です。
2015年11月30日に、駿台トラベル&ホテル専門学校、葬祭マネジメント学科でお墓概論(全7回)講義の最終回である第7回が行われました。
第7回は、前半は「葬儀後お墓を建てる際の注意点」というテーマで講義を行い、後半は生徒の皆様による個人発表を行って頂きました。
前半「葬儀後お墓を建てる際の注意点」の講師は、弊社お墓事業部の草川が務めました。
お葬式の後にお墓を買う方の割合やその理由、お墓により葬儀が決まる理由や留意点、納骨のタイミングなどを説明いたしました。
「葬儀社に就職したい方が多いと思いますが、葬儀社の方がお墓のことをよく知っていると、より深くお客様とコミュニケーションを取れるようになるかと思います」という提言で前半を終えました。
後半は、生徒の皆様による個人発表でした。
第1回の授業の際に、生徒様にお墓対するイメージを記入して頂いたカードを取りに来て頂くところから、後半は始まりました。
生徒の皆様は、お墓概論の講義受講前にご自身がお墓に対して考えていたことを思い起こしながら受講前のご自身の考えを読み返します。
今までの講義のノートやレジュメを見返しながら、講義を振り返る姿もありました。
全7回のお墓概論の講義を通じて、お墓に対してどのように考えるようになったかをカードの左側半分に書いて頂きます。
(右側半分は1回目の講義開始時に書いて頂きました)
生徒様お一人お一人、お墓に対する考え方の変化を発表して頂きました。
・お墓を想う気持ちは、世界共通と感じました。
・はじめは、値段が高いと思ってましたが、丁場での石の採掘がいかに大変かを知り、
値段の意味を知ることができてよかった。
・何のためにお葬式をするのか?何のためにお墓があるのか?をお客様に伝えていきたい・・・・・・
など沢山のご意見を発表して頂きました。
生徒たちの発表を受けて、講師より。
一般のお客様は、受講前の皆様と同様の状態です。
お墓の知識を身につけていなかったご自身を思い起こすことで、
お客様の不安な気持ちに寄り添うことができます。
知識が増えるとつい知らなかった状態のことを忘れがちですが、
時々こちらのカードを読み返しながら、受講前のご自身の考えを思い出してみてください。
生徒の皆様は、これからも色々な講義を受けて、勉強されていかれることでしょう。
勉強されてきた知識を活かし、ライフ・エンディング業界で力を発揮して頂くことを待ち望んでおります。
との言葉で、全7回のお墓概論を締めくくりました。
※駿台トラベル&ホテル専門学校および生徒様の許諾のうえ、写真を掲載しております。