一橋大学イノベーション研究センター・東洋経済新報社共催の「第11回 一橋ビジネスレビュー・フォーラム」にパネリストとして登壇

こんにちは。鎌倉新書広報グループの中久保です。

2016年7月14日、品川インターシティホールで開催されました一橋大学イノベーション研究センター・東洋経済新報社共催の「第11回 一橋ビジネスレビュー・フォーラム」にて、弊社代表取締役社長の清水祐孝がパネリストとして登壇いたしました。

 

フォーラムのテーマは「変革」ということで、一橋大学の米倉教授のオープニングトークに始まり、株式会社日立製作所中西宏明取締役会長、マツダ株式会社金井誠太代表取締役会長の基調講演、最後にパネルディスカッションといった流れでした。

オープニングトークでは、GDPの伸び率鈍化などを引き合いに、なぜ今の日本に変革が必要なのかを問いかけました。その後の基調講演では日立が7800億という大赤字からの回復に必要だった変革、マツダはブランドメッセージである「Zoom-Zoom」を起点とした戦略についてお話がありました。

 

最後に「変革を起こす、実行者のリーダーシップ」ということでパネルディスカッションを行いました。トップかつプレイヤーとしての苦悩、会社の転機などを冗談も交えながら話が進んでいきます。

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<写真>左から獺祭で有名な旭酒造の桜井社長、ライフネット生命の立役者である出口会長など各界の実行者とともに並ぶ弊社代表の清水

 


(旭酒造)桜井氏
「固有の技術を自分たちだけのものとする杜氏(とうじ:日本酒の醸造工程を行う人)と馬が合わず、杜氏が一人もいなくなってしまった。だから自分たちで作るしかなかった。」

 

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(鎌倉新書)清水
父親から家業を手伝ってほしいと誘われ入社した。売上を超える借金があることを知り、仏教書の専門出版社から情報加工会社へ舵をきってきた。父親はいい人であったが、事業は苦手な人だった。借金の不安で夜は眠れないと言って昼間会社で寝ている。自分がやるしかなかった。これが順風満帆な会社であったら頭を使うこともなかったかと思うと、今では父親に感謝している。」

 

ライフネット生命)出口氏
「初めはインターネット保険なんて海外の事例をそのまま真似ればいいと思っていたが、存在しなかった。だから自分たちで考えるしかなかった。40兆の生命保険市場で、ライフネット生命は100億程度。まだまだやれることはたくさんある。」

 

それぞれのご経験から様々な示唆に富んだパネルディスカッションとなりました。

ご参加頂きました皆様ならびに関係者の方々、誠にありがとうございました。