死化粧セミナー追加開催のお知らせ

皆さま、こんにちは。
鎌倉新書広報部の大村です。

弊社コーポレートサイトでもお知らせしましたとおり、このたび7/26,27に『心のケアに繋がる、ご遺体処置と死化粧を学ぶ〜二日間』と題しまして死化粧とご遺体処置のセミナーを開催いたします。
※詳細については弊社コーポレートサイトをご覧ください。


みなさまご存じのとおり、供養業界は葬儀、墓、仏壇と分業化されており、更に葬儀業界の中でも細かく分業されています。供養業界のすべてに関わるのは、たいてい顧客であるご遺族のみです。
しかし、供養業界全体について広く知っておくことで、ご遺族に対して臨機応変に対応することが出来、更にご遺族の気持ちに寄り添うことが出来ます。
供養業界のすべてに携わっている弊社では、この業界に携わっている皆さまがより広く供養業界を見渡してお仕事が出来るような取り組みを進めております。
今回開催される死化粧セミナーも、葬儀社にお勤めの方がより広く葬儀業界を知り、関われるようスキルや知識をご提供することが目的です。

死化粧も現状では葬儀業界の中でも専門業者が行うことが多く、遺体処置や死化粧に携わったことのない葬儀社の方も多くいます。
しかし近年、葬儀の簡素化により、遺体処置や死化粧を内製化する動きが盛んです。また、1人の故人に対して1人の担当者が遺体処置から葬儀まで執り行った方が、担当者がころころと変わるよりもご遺族の気持ちに寄り添うことができます。このような理由から、葬儀社の方々が遺体処置や死化粧のスキル・知識を持つことが求められています。
そこで、葬儀社の方々を対象に、ご遺体処置と死化粧を学ぶセミナーを開催することとなりました。



今回のセミナーは先月、5/24,25に行われた死化粧セミナーの追加開催となります。
前回のセミナーは、私が学生インターンのレポーターとして参加してきましたので、その様子をレポートしたいと思います。セミナーの様子が少しでも伝わったら嬉しいです。

弊社では、以前からグリーフケアに繋がる遺体処置や死化粧が葬儀社にとって大切だと考えており、過去にも何度か死化粧のセミナーを開催しております。
今回のセミナーでは特に、帰った翌日から実践できる、即戦力になるようなスキルと情報を提供することを目的に、参加人数を10人に絞り少人数で行うことにしました。
少人数で行うことで、参加者の方々の希望や状態に合わせた解説や講習を行うことができます。また、座学だけでない、実践的な講習も行いやすくなります。




5月に開催されたセミナーでは、講義中にも次々と質問が飛び交い、講師の宿原先生と参加者の方々が対話をしながら進めていくような形式になりました。参加者の方の質問に宿原先生が答えるだけでなく、「うちではこのように対応している」と他の参加者の方が答える姿もありました。講義を進めながら、参加者全員が疑問や想いを共有することができたようです。







また、帰った翌日から実践できるという目標を掲げているので、実際に使う道具を配ったり、参加者同士がモデルになり練習を行ったりと、実践的な内容を多く盛り込みました。






セミナー後には懇親会も行われました。葬儀業界どうしだからこそ感じる思いを語り合い、それぞれに共有できたようです。私も、普段はなかなか直接聞けない現場最前線の貴重なお話を聞くことが出来、たいへん有意義な時間を過ごすことが出来ました。





分かりやすく、実践的な宿原先生の講習は参加者の方々にご好評で、また参加したいという声を多くいただきました。秋ごろには中級講座の開催も予定されているので今回お会いした皆さまに私もまたお会いしたいです!

今回、死化粧セミナーに参加して、参加者の方々とお話してみて、ご遺族の気持ちに寄り添おうと活動される皆さまの熱意に感銘を受けました。そして、ご遺族に寄り添うために遺体処置や死化粧の知識・スキルが重要だと皆さまも感じておられることが分かりました。



7/26,27に追加開催されるこの死化粧セミナー。
死化粧をこれから始めようという方にとっても、既にお仕事として死化粧をされている方にとっても、有意義でスキルアップできる2日間になるかと思いますので、どうぞ参加をご検討ください!