親に終活を切り出す方法【かましん大学】

 こんにちは。広報担当の古屋です。

 

突然ですがみなさん、「親に終活を切り出せない・・・」と悩んだことはありませんか?

今日は、そんなお悩みを解決に導く方法をかましん大学で学んだのでお話しします!

 

今回のかましん大学は二部制です。

第一部 終活と病院

第二部 外さない病院探し

「講師 J 」プロフィール

2019年入社

医者を目指すも、「患者さんの身体を開くことがどうしてもできない」と志半ばで諦めるも、

医療機関コンサルティング、医療機器メーカーなど、

約10年にわたり医療介護分野に携わってきた。

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会社のフリースペースで撮影に応じてくれました

第一部:終活と病院

年間で医療機関にかかる人数をご存じでしょうか?

厚生労働省(平成29年)によると、入院、外来合わせてなんと1億人以上。

注目すべきは、入院患者の半数以上が後期高齢者(75歳以上)という点です。

 

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ちなみに、介護問題を語るに欠かせないのが、2025年問題です。

2025年問題:団塊の世代が2025年ごろまでに後期高齢者(75歳以上)となることにより、医療費など社会保障費の急増が懸念される問題。Wikipedia引用)

この2025年問題を背景に、退院調整看護師や地域医療連携室が行う高齢患者のための退院支援・退院調整の必要性が急増すると見込まれています。

退院支援退院後の生活のために、患者さんとその家族をサポートすること。 

退院調整退院後も安定した療養生活を送るために、院内外が適切支援をすること。

年齢にかかわらず共通する不安が、「退院してからの生活が不安」「仕事に復帰できるのか」「再入院したらどうしよう」など、今後のことですよね。

後期高齢者となると、一層不安が高まります。

 

だからこそ講師は、入退院をきっかけに「終活」について考え始める方が多いと言います。

これは、入院患者本人のみならず、そのご家族にも同様のことが言えそうですね。

 

医療・介護・栄養・・・ほとんどのお悩みは「お金」。

今ある資産は売却?保険は続行?解約?キャッシュに変える?

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そして「資産運用」「不動産売却」「相続・贈与」など、いわゆる終活の分野を自然と考え始めるのです。

このタイミングで、親に終活を切り出すと、意外にも自然体で言葉を交わせるかもしれません。

 

第二部:医者探し

「病院の探し方」に困ったことはありませんか?

引っ越したばかりでかかりつけ医がない、出張先で体調不良になってしまって土地勘がない、など。

 

そこで、講師伝授!マニアックだけど外さない「いい医者」選び

1.自分が何科にかかるべきか調べる(医療相談室への相談も有効だそう) 

2.医者はどの専門科でも名乗ることができるから、本当の専門を調べる(皮膚科、眼科のクリニックでも、内科専門医が診療していることもある)

3.本当に力を入れている分野が何か、学会名簿と論文で調べる(プロフィールをよく見て、専門医の資格をみるとわかりやすい)

これは、引っ越し先や、離れて住む親の主治医探しなどにも効果的ですね。

 

 まとめ

成人、結婚・出産、転職、リタイアなど、何か節目があると、今後の生活について考えますよね。入退院もある種節目だということがわかりました。

不安と捉えてしまうのではなく、自分と家族の「より良い人生」のために、何をするべきなのか。

話し合ったり、ノートに記してみたり、興味のあることから始めてみましょう!

 

さて、数回にわたりお届けしてきた「かましん大学」ですが、今回をもって一旦プロジェクトが終了となります。

今後は新卒3年目の社員がプロジェクトオーナーを引き継ぎ、さらにパワーアップして運営していく予定です。

今後もお楽しみに!

                                

過去のかましん大学記事はこちら

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